夢言葉


詩のようなもの
by kinzo-tenshi
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自分と
距離感のある世界の方が
素直に書けそうです(笑)

覗いていただける方の
心のサプリメントになれば
と思っています

よろしくお願いします(^^♪

          千鳥と僕

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     かじられて角ばった気持ち
    まあるくするため
    晴れの日の夕暮れ
    会いにいったよ



    海辺で行水している浜千鳥
    その足取りは昨夜の僕



    体内に貯水を感じていたら
    空が少し近くなった
    心地良い錯覚にまどろみながら
    雲を味見したくなった



    浜千鳥が今夜 根城で見る小さな夢
    きっと青と緑のまあるい夢


    僕の願いも重ねてみようかとも思うのだが・・・

    
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# by kinzo-tenshi | 2006-04-30 16:34 | 夢の言葉

     銀色の涙




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     窓から眺める矩形の曇天

    時計の中で沈思する時間

    砂丘に置き忘れられた月夜の惜別

    受話器に封印された羞恥心

    インクの行方が定まらない万年筆

    苦い果実を摘み続けている娘達

    切手の図柄から飛翔した雁の一群

    苛立つとたん失速する咆哮

    煤煙の夕空に力なく木霊する工場のサイレン

    視線が卑しい夜の自画像

    椿の花 ひそやかな落下




    - どれも みな 銀の涙  -

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# by kinzo-tenshi | 2006-04-25 14:19 | 夢の言葉

             雨 傘







     君を抱きしめる時
    街にほら雨が降る
    何年もこうしているみたいだ
    失うものはもう何もないのに



        君が変わってしまったのか
        僕が変えてしまったのか
        時間だけが壊れてしまった
        愛の言葉思い出せない



    君の指先震えて
    曇った窓をなぞっている
    そこから何かが見えるかい
    自分の心も探せないくせに




    君が膝をかかえて
    僕は知らないふりをする
    小さな唇動いているけど
    雨音でよく聞こえない




        君はきっと忘れてゆく
        僕があげたあの雨傘
        これからどこへ行くんだろう
        たずねる理由が見つからない




        君が変わってしまったのか
        僕が変えてしまったのか
        時間だけが壊れてしまった
        愛の言葉うまく思い出せない





                   愛の言葉うまく思い出せない

     …思い出せない
 
                 外は雨…



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# by kinzo-tenshi | 2006-04-22 14:12 | 歌の詩

             静 物

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   動かないものの目
  僕の心が動き出す

  匍匐前進の時間は
  誰と共有すればいいのだろう



  動かないものの目
  何光年も思っているよ

  目先の小石に気がつかなかったり
  ポッケに忍ばせた謀略が
  逆流したり
  奔走したり
  回転したり するけれど・・・



  だから

  動かないものは
  いつも僕の放浪と彷徨の支柱になってくれる

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# by kinzo-tenshi | 2006-04-15 15:56 | 夢の言葉

      雨情-或る青春の蹉跌






   良識では耐え得ぬ感傷が
  冷たい雨の中で弾ける
  ひそやかな足取りでは
  隣街までさえ覚束ぬ



  僕の声は蛙声に似て気味悪くとも
  人を騙すほどの艶は無い
  一つの言葉のその裏で
  千の企みが雲に消え
  万の後悔が地に這い入る



  それは思想の贅沢だと
  言われてみれば至極当然



  いつかは都会の漂流者
  ときには怯懦な躄犬
  蒼い汽車に乗ったまま
  二度と帰らぬ友もいた
  果物ナイフを忍ばせて
  夜を追いまわした友もいた



  遠くの海の徒浪に
  孤寂を歌う百合の夜
  僕は冗談言いながら
  魅惑(まどわし)集めて灯をともし

  ―さあ、何が見えましたか
    さあ、何をしてこられたのですか―

  と似非信徒

    《そもそも不幸の始まりは
     他人と一緒に目が覚めず
     他人と一緒に寝つけないところにあった》



  どこが思想の贅沢だ
  言われてみれば腹も立つ
  鸚鵡が人を真似るのか
  人が鸚鵡を真似るのか
  それと同様馬鹿らしい



  生憎僕は歯医者の帰り
  物言う程に針の雨
  今日は一人で行ったので
  これぞとばかり苛められ
  何を とばかり泣いてやった



  これでも思想の贅沢か
  繰り言故に腹が立つ
  万華鏡から金米糖
  蜜の味からウエハース
  為すべきこ事は為したのだ



  やがて全てはいそいそと
  つまらぬ予感の帷から
  僕を迎えにやって来る
  (きっとそうに違い無い
   きっとそうに違い無い)



  雨に降られてグチュグチュと
  破れズックの数え唄
  良識では耐え得ぬ筈の感傷が
  それみたことか眠り出す
  もう会えぬ情景とは知りながら



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# by kinzo-tenshi | 2006-04-08 16:32 | 夢の言葉

        One Apple Blues



    Appleひとつどうだい
   Appleひとつどうだね
   怪しい魅力は白雪姫の毒リンゴ
   Please one apple blues


   Apple二つどうだい
   Apple二つどうだね
   あのアダムとイブも食べた禁断の実
   Please two apples blues


      一度口にすれば
      お前さんも共犯者
      どんなにすましたところで
      同じ穴のムジナなのさ



   Apple三つどうだい
   Apple三つどうだね
   三人姉妹にゃぴったりじゃないか
   Please three apples blues



      一度口にすれば
      お前さんも共犯者
      どんなにすましたところで
      同じ穴のムジナなのさ



   Appleひとつどうだい
   Appleひとつどうだね
   怪しい魅力は白雪姫の毒リンゴ
   Please one apple blues

   Please one apple blues…



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# by kinzo-tenshi | 2006-04-01 10:51 | 歌の詩

     水棲動物


  
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   泡のように生まれ
  泡のように流れていく・・・






  水の中の墓標は
  輪郭がアイマイで
  それはそれ
  居心地が好い


  新しい刃物の冷徹さを
  背筋に感じるとき


  街中の咆哮諸君が
  滑稽に思えるとき


  僕はひとつの泡沫となって
  ひょっこり水面に
  鼻だけを出してやろうとも思うのだが

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# by kinzo-tenshi | 2006-03-25 14:24 | 夢の言葉

     静かなお話



   僕は耳に
  君はくちびるになる
  -そんな夜の浜辺


  波は時折やさしく唄ってくれる


  二人は腰をおろして
  その調べに漂っていた


  星がひとつ落ちていた
  傍らで半分砂に埋まっていた


  目を閉じた君がそれに気付くのを
  僕は静かに待っていることにしよう
  

  僕と君が
  僕達になる朝を夢見て・・・



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# by kinzo-tenshi | 2006-03-18 13:02 | 夢の言葉

     ジュリア (旅の夜に唄う歌)



 帰らない人達がたどり着く街
 そこにいつもお前の背中がある
 夢にすがる男の我がままを
 お前の唇許してくれるのか


   ジュリア 月の夜空に
   ジュリア 飛べる力をおくれよ
   ジュリア 俺の憂鬱
   抱きしめる優しさを…




 男に背中を向けたベットで
 お前がいつも口ずさむメロディ
 どうしてそんなに小さな声なんだ
 男の心には遠すぎて聞こえない


   ジュリア もっと傍に
   ジュリア 掌が冷たい
   ジュリア 傷つくことなら
   波の数より多い…




 汽車の窓にもたれ旅を眠る時
 星の囁き男は聞くだろう
 折れた翼の傷を癒すとき
 お前の温もり愛さずにはいられない


   ジュリア 月の夜空に
   ジュリア 飛べる力をおくれよ
   ジュリア 俺の憂鬱
   抱きしめる優しさを…

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# by kinzo-tenshi | 2006-03-11 17:14 | 歌の詩

      雲雀と女



   空に浮かぶ小さな舟
  雲雀はそれに乗ってやって来た
  雲は夢のように流れ
  夢は地平に横たわっている



  雲雀は赤いものを咥えていた
  僕はそれが何なのか知っていた
  昼の間 草の上に寝そべっていたので
  自分の影が剥がれ落ちそうになった



  僕は影を落とさぬよう背を気にしながら
  赤い何かをポッケに忍ばせ
  女の住む街に急いだ



  しかし畢竟たどり着いた処は
  小さな雲雀が歌っている
  自分の家だったのだ




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# by kinzo-tenshi | 2006-03-04 18:38 | 夢の言葉


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