夢言葉 |
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徒然と
詩のようなもの書いてます 一応 詩のようなもの と 歌詞のようなものを カテゴリー分けしました 自分と 距離感のある世界の方が 素直に書けそうです(笑) 覗いていただける方の 心のサプリメントになれば と思っています よろしくお願いします(^^♪ |
扁平な身体を充電するため 銭湯の電気風呂に浸かっていた 水風呂に勢いよく飛び込んできた男の 隆々たる筋肉 背中一面の刺青 極彩色の虎がこちらをずっと睨んでいる 時折その表情が変化する 生きているのだ 浴場は僕と刺青の二人きり いざという時の武器も 今日に限って三枚刃の安全仕様だったりするのだ 加藤清正にもなれず 虎とその飼い主が退場するのをじっと待つしか術がない この二人には裸の付き合いなどは有り得ないのだ そもそも刺青男の登場は ルール違反ではあるまいか 少し鼻が動いたこのプライドは ミミズのため息程にも意味を成さない 局面は打開された 小さな女の子が恥ずかしそうに入ってきた 刺青男の愛娘というわけだ 高い声が天井まで響いて その隙に僕は脱衣所まで非難した 過充電になったはずの僕は 何故か今 とっても過放電な気分なのだ
by kinzo-tenshi
| 2006-05-07 19:00
| 夢の言葉
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